
お小遣いサイトが成り立つ理由

割と基本的なところですがなぜお小遣いサイトなんてものが成り立つのか、疑問に思う人もいるかもしれないので解説します。
無料でお金がもらえるはずがない、というわけで、「お小遣いサイト=詐欺」なんて考えている人もネット上では多く見かけますが、それは違います。
まず、お小遣いサイトに限らずネット上の多くのサイトは無料です。
このサイトも無料で運営しています。テレビだって無料で流れています。
しかし、実際にそれだけでは利益になりません。
100%趣味でやっている人ならいいですが、営利目的でサイトを運営している人も少なからずいます。
その利益とは、当然ながら広告収入です。
このサイトでもそこかしこに広告があるのがわかると思います。
その広告をクリックしたり、進んだ先にあるアイテムを購入したりすると、サイト運営者にお金が入る仕組みです。
ただし、実際にはこのような広告を貼ってもほとんど利益がありません。
よほどうまく宣伝しない限り、広告をクリックして商品を買う人は数千人から数万人に一人、酷いときには数十万人、数百万人に一人に過ぎないからです。
あなたも、ネット上で広告を見た回数と購入した回数を比べてみるといいと思います。
ほとんどのサイトには広告がありますが、買った経験は数えるほどしかないはずです。
クリックして覗いては見たけど買わなかった、なんてこともあるでしょう。
それを合理的にしたのがお小遣いサイトです。
お小遣いサイトでは、
企業が広告を出す
→お小遣いサイトが広告主として広告を載せる
→ユーザーが広告をクリックし、登録する
という流れが生じています。
例えば、企業が無料登録で150円出す広告があるとして、(大体の相場はこんなものです)
企業が広告主に150円渡す
→広告主が客に50円渡す
となると、広告主は100円儲かります。
では、企業にとって何の利益があるかというと、「商品が気に入ってもらえたら、お客さんが常連になってより高額を払ってくれるかもしれない」という期待があるのです。
図示すると以下のようになっています。

また、オンラインゲームなどの場合、純粋に登録者が増えるだけで、宣伝効果があります。
「登録者数〇〇万人突破!!」などと書いてあることがよくありますが、その裏にはこのようなからくりがあることも少なくありません。
このように、良心的なお小遣いサイトは、
企業:知名度を上げられるし、気に入ってもらえたら儲かるかもしれない。
広告主:単純にお金が手に入る。
消費者:お金が入る上、後で気に入るような商品が見つかるかもしれない
という、三者にとってメリットのある構造になっています。
げん玉などはこの方式が非常にスムーズになるようにできていて、すべての人に利益があるようになっています。それが、このサイトでげん玉を勧めている理由です
一方、悪質なお小遣いサイトはこのような構造が崩れ、企業と広告主のみ(場合によっては広告主のみ)が儲かるようになっています。
なので。とてもお勧めしません。
少々話がそれましたが、お小遣いサイトの構造については分って頂けたと思います。

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